休日とは、文字通り「仕事をしないでいい日」のことです。プライベートも充実させたい人は、求人情報をチェックする際に休日がどれぐらいあるかが重要なポイントと言えます。しかし、求人情報から正確な情報を得られない面もあります。求人情報においては、休日が充実していることを強調しつつ明記している企業があるのに対して、休日について曖昧な書き方をしていること企業があるのも珍しくありません。そのため、書かれていることだけでなく「書かれていない」ことから、休日環境を読み取る工夫も必要になってくるのです。

典型的な例として挙げられるのが、有給休暇についての記載。現在の日本の企業は、有給休暇の日数よりも消化率の方が重要です。しっかり消化できる企業ではそのことを書かれているのに対して、そうではない企業では取得できる日数だけが書かれているというケースもよく見られます

さらに、週休2日制と完全週休2日制の違いも注意したいところです。週休2日制の企業であるにも関わらず、いかにも毎週確実に土日休めるかのような書き方をしている求人も見られます。週休2日だと思って入職してみたら土曜日も勤務しなければならなかった…といった事態も起こりかねないのです。このように、転職活動においては休日について明確に書かれている情報と同じくらい、書かれていない情報にも目を向けて慎重に検討していくことが求められます。表面だけの情報だけに惑わされないようにしたいものです。